研修医

研修指導医から皆様へ

プログラム責任者プログラム責任者(初期臨床研修)
副院長 加藤 佳央

病院の特徴 ~臨床医の基本はジェネラルな力~

 当院は、神奈川県県西医療圏に属する地域中核病院です。病床数296床、災害拠点病院、二次救急指定病院として地域のさまざまなニーズに応えています。診療科の特徴は、総合診療科を中心に内科系の疾患に関しては臓器に偏ることなく、まんべんなく診察できることを理想として、「臨床医はスペシャリストである前にジェネラリストであるべき」という考え方をもとに日々研鑽していることです。地域唯一の基幹病院であるためプライマリ・ケア領域に関しては、幅広い疾患の診療が可能で、入院診療では、診断困難例や多臓器に疾患を持つ高齢者への対応等も日常的に行っています。当院の研修では、患者さんのさまざまな社会的背景も把握した上で全人的に診断治療の方針を決められるジェネラルな力を養成することを目指しています。

プログラムの特徴 ~経験豊富な指導医がマンツーマン指導~

 大学病院のような専門化された中にはないcommon diseaseを数多く経験でき医師としての基本領域の研修を充分に行えます。
 研修医は各年次5~6人で、各科の研修では指導医からマンツーマンで指導を受け、初期臨床研修医が習得するべき基本手技を経験することができるように配慮しています。
 一般外来研修では週1回以上・年間6週以上の実施を目標に、問診からの推断推論を含む基本的な診察能力を獲得することができます。
 また、麻酔科を1年次に8週間の必修研修としており、気管挿管を含む気道及び呼吸管理、急性期の輸液・輸血療法並びに血行動態管理を充分に経験してもらいます。
 1年目に必修科目をほぼ修了し、2年目は沖縄県の宮古島徳洲会病院での地域医療研修の他、選択科目として神奈川県立病院群の各専門病院でより専門的な分野の研修が可能です。
 2020年度からは近隣の小田原市立病院が協力病院として加わり、産婦人科・小児科の研修内容をより充実させました。
 豊富なcommon disease の経験による医師としてのベース固めから専門病院での先端医療の研修まで幅広く自由に設定できるプログラムになっています。

内科指導医(後期臨床研修)

 当院は、神奈川県立病院機構の5病院唯一の総合病院として、機構の他病院(がんセンター、循環器呼吸器病センター)と連携して人材の育成や地域医療の充実に向けてさまざまな活動を行っています。当プログラムでは初期臨床研修修了後に大学院の内科系診療科と神奈川県立病院機構とが連携して、内科医を養成するものです。また、高度の診断能力を有し、患者および患者家族のニーズを満たす適切なマネジメントを遂行可能にし、日本の医療を担える医師を育成することを目的として研修します。

総合診療科指導医(後期臨床研修)

 当院は県内でも高齢化がより進む県西地域において、多職種と連携し包括的かつ多様な医療サービス(在宅医療、緩和ケア、高齢者ケアなど)を柔軟に提供し、また地域における予防医療、健康増進活動などを通じた地域全体の健康向上に貢献する地域医療の中心に位置づけられています。当プログラムでは地域特性と求められる役割の下、当科と地域の連携施設においてCommon Diseaseをはじめ幅広い健康問題の経験、臓器横断的視野からの診断、治療、ケアを実践し、さらに当院・連携施設での専門領域別研修を組み合わせた内容となっています。3年間の研修を通して「地域を診る医師」を育成します。