研修医

研修指導者から皆様へ

 当院では、初期8人、後期4人の合計12名の研修医が研修を行っています。
 神奈川県西部の基幹病院として、内科、外科、整形外科は 24時間365日体制で、1次から3次までの救急医療を行っており、研修医にとっては忙しい毎日になると思いますが、お互いに出身校の情報交換をしながら、和気藹々と楽しく研修を行っているようです。
 各科には研修医一人一人に指導医がマンツーマンで指導に当たり、プライマリーケアーだけでなく、専門的な知識、技術を習得できる充実した研修が行えるようになっています。
 日常診療は忙しいと思いますが、やる気のある研修医は是非当病院で研修されることをお勧めします。

研修管理責任者
加藤佳央

当院独自プログラムについて

 神奈川県立足柄上病院で、内科、外科、救急など豊富なプライマリ-ケア領域の疾患を中心に臨床に必要な基本的能力を身につけるための研修を行った後、自由選択で神奈川県立病院群にて、高度な専門医療を含む技術、知識の習得が可能です。
 また、地域医療研修では、離島・山あいの農村地域での医療の経験もできるように、沖縄、山形県の病院での研修を組み込むとともに、保健所での公衆衛生や地域保健について希望される場合も選択することができます。

神奈川県立足柄上病院家庭医療後期研修プログラムについて

 国民目線に立った専門医制度改革がいよいよ2017年度からはじまる。専門医の定義は「適切な教育を受け、十分な知識・経験を持った標準的な治療を提供できる」医師と定められた。第3者機関により教育プログラム認定および専門医認定が行われ、実質上、全ての医師が専門医となるのである。
 専門性イコール標榜を意味するだけに医療界にはセンセーショナルな事件である。従来、専門医と対峙する立場であったジェネラリストであるが、「広さと多様性のある問題を扱うこと」が専門性として定義され、新たに総合診療専門医と呼称されることになった。現実問題として、その意味するところは、超高齢化社会を迎える地域医療を担うということになろう。
 総合診療医の主たる活動の場は「地域」とされたのである。第一線の診療所医師、地域基幹病院勤務医がその主な対象となる。足柄上病院総合診療科は神奈川県内では老舗である。2004年以降の新臨床研修制度以来、大学に頼らない独自の医師教育を行っており、深さをその専門性とするサブスペシャリティ教育に邁進してきた医療機関からも一目置かれる存在となった。今こそ、この強みを生かした新臨床研修プログラムを構築し、地域の先生方とより強固な病診連携をおこなって、住民が安心できる真の地域医療を展開したい。その志は地域の先生方と同じである。
 我々、足柄上病院は、地域医療機関と密接な協力体制のもと、押し寄せる医療問題に柔軟に対応ができる、次世代型家庭医の育成を行う。妥協のない診断、患者ニーズを熟慮した治療・ケアの実践、そして健康問題を抱える住民に対する誠意−魂を三つの柱とする。まさに「医師としての原点回帰」である。「じゃあ、いつやるの!」「今でしょ。」「神奈川モデル」の幕開けである。

日本プライマリ・ケア連合学会認定 家庭医療後期研修プログラム責任者
総合診療科 太田光泰