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理念・基本方針

ご利用案内

足柄上病院の病院理念

  • 安全で安心な医療を提供します。

    医療安全対策、診療情報の提供

  • 社会の要請を担う政策医療を展開します。

    救急医療、小児医療、HIVを含む感染症医療

  • 患者中心の医療を実践します。

    インフォームド・コンセントの徹底
    患者満足度の高い医療、患者の権利擁護

  • 魅力ある自立した病院を目指します。

    患者さんにとっても、医療従事者にとっても
    経営的にも、環境面でも

足柄上病院の基本方針

  • 治療や処置が安全で信頼性の高い良質の医療を提供する。
  • 公的病院として、国及び県が要請する政策医療を展開する。
  • 地域の中核的一般病院として、地域住民が強く望んでいる医療を提供する。
  • インフォームド・コンセントを重視し、患者さんの意思と権利を尊重して、患者さん中心の医療を提供する。
  • 病院が地域社会に役立つよう、一人一人の職員が病院の進むべき方向に共通認識を持ち、個人目標と病院目標の整合性を見定めながら、各人の向上を目指して働きがいのある病院になるよう努力する。

無輸血治療に関する基本方針

 当院では無輸血治療を希望される患者さんに対してできる限り意思を尊重した治療を行っておりますが、緊急時には「輸血が生命維持に必要な場合は輸血を行う」相対的無輸血の立場をとっております。
 当院の「相対的無輸血」方針は、日本国憲法第13条に基づく個人の尊厳と自己決定権、そして医師法第19条第1項に定める医師の救急責務を可能な限り両立させることを目的として策定しています。
 当院では、患者さんの安全と生命を第一に考えております。特に輸血の可能性がある治療や全身麻酔下での手術に際し、「緊急時の輸血」という方針にご同意いただけない場合、生命に関わる不測の事態に対応できず、安全な治療の提供が困難となります。その際は事前に十分なご説明を行ったうえで、他医療機関への転院をお願いしております。
 なお、当院では、輸血療法委員会のガイドラインに基づき、マニュアルを作成し、運用しています。

患者権利章典

医療は誰の為にあるのか、何の為にあるのかを深く認識し、常に患者さんサイドに立った医療の実践を目指して、患者さんの権利に関して県立足柄上病院は次のことがらを大切に考え、行動します。

  1. 平等で公正な医療を受ける権利
  2. 選択の自由の権利
  3. 自己決定権
  4. プライバシーの保護を受ける権利
  5. 情報を得る権利
  6. 健康教育を受ける権利
  7. 医療参加の権利
  8. どんな状況下でも、適切な判断の下に意思が尊重され支援される権利