
骨塩定量装置
【骨密度測定検査を開始しました。】
あなたの骨はいかがですか?骨密度測定してみませんか?
当院の骨密度測定は、DEXA(dual-energy X-ray absorptiometry)法と呼ばれるX線吸収測定法を用いており、骨に含まれるカルシウムなどのミネラル成分の量を測定する検査です。
骨量の減少を早期に発見し、骨粗鬆症に対する適切な予防や治療を行うことが可能となります。
骨粗鬆症とは?
骨の中にあるカルシウムの量が減って、骨がもろく折れやすくなる病気です。カルシウムが不足すると骨の中はスカスカになってしまいます。男性に比べ女性に多く、とくに閉経期を迎えた中年以降の女性に多く見られる特徴があります。また生活習慣病や運動不足,極端なダイエットも骨代謝に影響を及ぼします。
【当院の装置】
HOLOGIC社製のDiscovery Horizonを2018年3月に導入しました。検査に使用するX線はきわめて少ない量ですので、気軽に検査を受けていただけます。
【主な検査部位】
主に腰椎や大腿骨頚部の検査を行いますが、体脂肪率や筋肉量測定の全身検査も行えます。腰椎大腿骨頚部は骨粗鬆症による骨折が生じやすい部位です。脊椎は骨量が低下すると転倒などがなくても徐々に圧迫骨折が起こりやすくなります。大腿骨は転倒による骨折を起こしやすい部位ですので、これらの部位の骨塩量を直接的に測定して評価をします。
【検査方法】
測定検査はベッドに寝ていただくだけです。X線撮影のように呼吸の合図もないので、後はじっとしているだけでよい検査です。食事制限はありませんが、造影検査(CT造影、MRI造影、胃バリウム検査等)の後では検査結果に影響を及ぼす事がありますので検査室までお問い合わせください。
- 一般撮影装置 2室(FUJIFILM メディカル社製 4台)
- X線TV装置(FPD型) 2台(東芝メディカル社製、日立メディコ社製)
- 乳房撮影装置 1台(GE社製)
- 血管撮影装置(FPD型) 1台(SIEMENS社製)
- CT装置 2台 80列 MDCT(Cannon社製)、320列 MDCT(Cannon社製)
- MRI装置 1台 3テスラ装置(SIEMENS社製)
- 核医学検査装置 ガンマカメラ 1台(SIEMENS社製)
- 骨塩定量装置 1台(HOLOGIC社製)
- PACS(画像管理システム) (FUJIFILM メディカル社製)